津島の方舟:記憶が編み出す、地域の礎
- Daiu Mabuchi
- 5月4日
- 読了時間: 1分
2025 コンペティション①
第3回学生のための環境デザイン設計競技 出展 [建築設備綜合協会]
岡山県岡山市北区津島地区。この土地には、数十年単位で繰り返される水害の歴史がある。しかし、学生街という特性がその記憶を風化させ、地域住民の持つ教訓と、新入生の無自覚な日常とを断絶させている。我々はこの断絶に対し、建築的な解法を提示する。災害廃棄物を単なるゴミではなく、過去の記憶を内包した「資源」として捉え直し、それを学生と住民が共有する「地域の礎」へと物理的に編み上げる。平時は世代間交流の「コモンズ」として命を育み、災害時には命を守る「シェルター」として機能する。これは、災害の記憶そのものが未来の安全を創造する、新しいフェーズフリー建築の提案である。




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