Marmot(Marble×Dot):日常に開かれた混ざり合いの場語
- Daiu Mabuchi
- 5月5日
- 読了時間: 2分
2025 近藤 愛以
2025年度 岡山理科大学工学部建築学科 卒業設計審査会 最優秀賞
JIA岡山学生卒業設計コンクール 2026 優秀賞 [JIA 岡山地域会]
第21回優秀卒業設計コンクール 優秀賞 [岡山県建築士事務所協会]
2025年度建築学科優秀卒業設計作品表彰[日本建築学会中国支部]
岡山3大学合同卒業設計展「ハレ」優秀賞[岡山建築学生合同団体 CROISSANCE]
第 67 回全国大学・高専卒業設計展示会 出展作品
障がい者は、一方的に支援される受動的な存在なのか?実体験を伴った彼女の問いかけに、ハッとさせられたことを今も覚えている。彼女が提唱する「間(あわい)福祉」の概念とその計画手法は、より〈自然〉な相互共助の光景を既存の公園に与え、より美しい都市景観を生み出している。日本の福祉建築は、制度の具現化とも言える。明治期以降、細分化された制度に沿って「縦割り福祉」施設が充実してきた。一方で、この施設群は、支援する〈福祉者〉と支援される〈被福祉者〉の構図を社会に定着させたとも言える。これに対し、昨今多様な「縦割り福祉」施設を「ごちゃまぜ」(複合化)にすることで、その構図の解体への挑戦がみられる。しかしながら、その追求は、支援体制の複雑化や、補助金不適格等の制度的問題に阻まれ、必ずしも成功していない。彼女が提案する「間福祉」では、予め「ごちゃまぜ福祉」に固有な場所を与え、そこを基軸に隣り合う「縦割り福祉」施設が決定される。また、基軸となる「ごちゃまぜ福祉」の場所は、現象学的調査によって抽出された理想的な相互共助の光景を、考現学的調査によって発見された公園の特徴点にシンクロさせることで、必然的に決定される。豆蔓は、日に導かれて巻きつく先が決まり、美形に定まる。この建築もまた、人類にとってより〈ジネン〉な相互共助の光景に導かれ、あたかもこの形態でしかあり得えなかったかのように美しく定まっている。(推薦文:文責 馬淵)





















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