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  • 執筆者の写真Daiu Mabuchi

祖父母と地域に贈る家

2022 手島歩美

 

 「今更建替えなんかできない」そう放った祖父の一言が、私の卒業設計の決め手である。

この祖父の発言は、高齢化と空き家の2つの問題につながると感じた。

 本計画は、日本が抱える問題に焦点を当てながら、自身の祖父母を対象に、高齢者に最適な住宅のかたちや、空き家になった後の住宅のあり方を提案する。起こりうる祖父母の知力や体力変化を想定し、改築の段階を5つのステップに分けて計画していくことで、プライベート空間であった住宅を、家主の後世にも地域に必要とされる、パブリックな空間へと導く。

 

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